海外バイヤーの多い展示会への出展に際して、「出展に向けた準備については、これまでの工場向け手袋とは全く異なる商品、市場だったため手探りでした。デザイナーと協議して商品のコンセプトや魅力を伝えるためのポイントを整理、また展示方法のシミュレーションを行って検討を重ねました」。中でも、最も力を入れたのがプライスリストの作成だったそう。「国内の展示会では、とりあえずバイヤーに商品を見ていただいて、商談は後日、というケースが一般的なのですが、海外のバイヤーはその場で商談に発展するケースが多いのです。権限を持った方が、この日のために来日されているということですよね。だから、その場で発注いただけるよう、中小機構によるアドバイスを参考にしながらわかりやすいプライスリストを作成するよう心がけました」。結果、台湾の高感度なセレクトショップとの商談が成立。1度では決まらず、2回目の訪問で注文が決まったそうだ。その後は、国内販売価格の提示、商品説明、画像の準備などの書類作成、提出に労力を要した。