リーマン・ショック後の財布のひもが固くなる消費者心理を先読みし、糖類ゼロの機能性に加え、一本で酔える経済性のある缶チューハイ「-196℃ ストロングゼロ」を開発したサントリー酒類。2011年には業界の常識にとらわれることなく挑戦しフルーツフレーバーのストロングゼロを、13年4月には食事中にビールを好んで飲む層向けに甘くないストロングゼロ〈DRY〉を発売するなど矢継ぎ早に市場開拓を進めている。
今年の4月からは消費増税後の節約意識の高まりを予想し、現金が当たる生活応援型のキャンペーンを企画する。スピーディーな展開の裏には、消費者に寄り添い一歩先を読み、常に新しい変化を求めてきたことがある。そして、この迅速な対応を支えているのは、創業者・鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」の精神だ。
「サントリーでは新しいことにチャレンジした結果、失敗しても叱責されることはない。されるのは、何もしなかったとき」(井島隆信氏)と語り笑顔を見せた。