営業ベースでは、新型コロナウイルスの感染対策にシフトしたソーラーシステムハウスの利用提案を強化した。
建設・土木工事が再開される中で、作業員たちが密にならない職場環境を整えてもらおうと、休憩所として複数のソーラーシステムハウスの設置を働き掛けた。これまで1棟だけだったハウスの設置を2、3棟に増やす現場が増え、利用の拡大につながった。
また、これまで取引が多くなかった医療機関の利用も広がった。新型コロナウイルスの感染拡大では、感染が疑われる患者と一般患者との接触をいかに避けるかが医療機関の悩みになっていたが、仮設のソーラーシステムハウスを設置して、感染が疑われる患者の待合所やPCR検査施設として利用していただいた。こうした営業努力のおかげで、主力のソーラーシステムハウスの販売・レンタルは前年並みから前年を上回る状況まで回復させることができた。
一方、サプライチェーンの混乱による原材料価格の高騰や調達難に対応するため、資材の調達先である取引先企業と連携しながら、年間に必要となる資材を一括購入するなどして仕入れ価格の維持に努めた。国際的な社会情勢をみると、原材料の高騰や調達難は今後もしばらく続くことが予想され、計画的な資材調達の基礎を構築できた効果は大きかった。