近年は、長時間運転でも腰の負担が少なく疲れにくい設計と構造を「健康」「快適」とうたってマーケティングしている。このシートは、すでにトラックやキャンピングカーに搭載実績がある。
さらに今年は脱カーシートメーカーを掲げて、オフィスチェア市場に参入。コクヨ、オカムラやドイツの有名メーカーと競合し得るシートメーカーへの飛躍を遂げようとしている。
オフィスチェア第1号は、1月に千葉市美浜区の幕張メッセで開かれたカスタムカー・パーツの大規模展示商談会「東京オートサロン2020」で披露。自社ブースに特設ステージを設け、16年振りにモデルチェンジしたフルバケットシート「ZETAⅣ」とあわせて発表した。大阪市住之江区のインテックス大阪で、2月に開かれた「大阪オートメッセ2020」にも出展した。
高瀬社長は「オフィスチェアにフルバケットシートでチャレンジすることで、新しいトレンドを創出したい。座ることでデスクワークやミーティングが楽しくなるシートを提供する。巨大なオフィス市場の規模に期待できる事業拡大の可能性は計り知れない」と意気込む。
同社はすでにカーシート以外の市場に参入しており、スポーツ関係施設の需要を開拓している。サッカーではJリーグのガンバ大阪、ジュビロ磐田などのスタジアムシートを手掛けている。