悩み
・冬季の人気食材であるカニは価格変動が大きく、原価率を大きく押し上げていた。
対応
・金融機関のサポートを得て原価や経費を分析し、魚介類の仕入れ先を地元業者以外にもう1社増やして食材のコストを削減。2020年7月期決算で40%近かった原価率が、23年には33%まで低減した。
・カニとフグを提供するプランの価格を21年9月に約20%値上げしたのを皮切りに、23年9月まで複数回にわたって価格を改定し、値上げ前の約1.5倍まで引き上げた。
・ゆでガニなしで低価格の「お手軽プラン」を新設。懐石料理の宴会や宿泊プランの大幅な値上げはせず価格は据え置いた。
・価格は周辺の宿泊施設や嶺北の同等ランクの旅館と比較するとともに、料理や湖に面した立地、温泉などの魅力を加味して「適正料金」を算出した。
成果
・約40%がリピーターだが、カニ目当ての利用客からは値上げへの拒否反応はほとんどなく、お手軽プランの利用は少ない。
・客単価のアップと原価見直しで収益が改善し、コロナ禍で赤字が続いていた決算は、23年に3期ぶりの黒字に転換した。
参照元(福井県経営改革課)
当事例に関する中小企業診断士からのコメントやその他事例をご覧いただけます。
- 企業名
- 有限会社岡三屋(天然温泉 岡三屋 彩かさね)
- 従業員数
- 4名
- 代表者
- 岡勝之
- 所在地
- 福井県三方上中郡若狭町生倉18-19-2
- 事業内容
- 宿泊業




