生鮮食品を含む食材・酒類など約2万アイテムの商品を取り扱い、約7000軒の飲食店に供給するという食品卸業を展開している。1911(明治44)年の創業で、2021年に創業110年を迎えた。もともとは米穀店として創業したが、一般顧客が郊外に移り住む一方で、周辺に飲食店が増えたことから、調味料を頻繁に扱うようになった。そこから飲食店向けの業務用総合食品問屋、さらに業務用食品スーパーを始め、今の業態に至っている。
今年4月には事業再構築補助金を活用して新事業に着手した。世界最高峰の冷凍技術を駆使した業務用冷凍機器の販売・商品開発を行うもので、フードビジネストランスフォーメーション事業部に新設したフードプロテック部が担当している。新たに開発したアルコール急速凍結機「ACT-H」は高性能で省スペース・低価格を実現。急速冷凍によって食品を最も品質の良い状態で長期保存することが可能となり、コロナ禍で仕入れ予測が難しくなった取引先の飲食店からは好評を得ている。さらに、急速凍結機と冷凍自動販売機「ど冷えもん」を組み合わせた新たなビジネスモデルの提案も行っている。私たち卸が新たな価値を創造して需要を創出していきたい。