“メリヤス屋さんが作ったスリッパ”から「merippa」と名付けられたこの商品の特徴は、洋服と同じ素材を使っていて丸洗いができること、底がないのでリバーシブルで使えること、そしてデザインがたくさんありカラーバリエーションも豊富なことだ。デザインについては、中橋社長自らが毎年約120種類考えているのだとか。「生地の流行りも毎年変わりますし、何より同じパターンだけでは飽きられてしまいますからね」と淡々と語るが、この言葉から商品に対する誠実さを感じることができた。
「merippaはもともと、海外で販売することを想定して作ったものではなく当初は、新宿伊勢丹の1階にある婦人雑貨売り場に置いてもらうことを目標に作りました。とはいえ、この目標はありがたいことに1年で達成することができてしまったのですが」と中橋社長。その後、食品・雑貨を展開するライフスタイルショップで販売をしたところ、国内外に店舗を展開する老舗の、アメリカのバイヤーからお声がかかったそう。「そちらのお店で販売をしたところ、今度はサンフランシスコで商品を見た別のバイヤーから、“自分の店舗にも商品を置かないか”と声がかかるようになりました」。そして、現在はアメリカだけでなく、スイスや台湾など徐々に海外販売も増えている。