須田所長はコンサルタントがヒアリングする手法を見て「課題設定型支援を進めていくにあたり支援のマニュアルがしっかりとできている。このマニュアルどおりにやれば課題設定型の支援ができるというレベルまで完成していることに驚いた」という。さらに、対話と傾聴を重視するヒアリングだけではなく、「期限内に進めるスケジュール管理のやり方にも学ぶことが多かった。ヒアリングを行ったあとにスムーズに課題設定に向けて進んでいけた」と感想を率直に語った。
横山課長は「これから成長していく段階の企業なので、改善のやりがいがある。企業自らが課題を発見してもらうことを尊重しながらやっていく手法は勉強になった」と語り、牧野係長も「社員の思いを聴くことができ、事業の総点検を行うことにより、企業の内部まで入り込んで支援を行うという貴重な経験ができた」と語るなど、自身の指導のあり方にも影響を与えたようだ。
前橋商工会議所は、OJT事業で得た知見をもとに、今後OJT事業を経験した職員と若手職員がチームを組み、課題設定型支援を独自に実践することにしている。「ベテランがひっぱりながら、若手もスキルを向上させていく。今回得たものを会議所全体に波及させていきたい」(須田所長)と、将来を展望する。