エンゲージメントサーベイを導入し、離職率の大幅低下を実現:株式会社丸菱電子

人材定着エンゲージメントサーベイ 参照元記事:2022年2月2日

POINT

・【悩み】10年間で100人以上が退職するという社内の状況
・【対応】エンゲージメントサーベイ導入。課題の可視化
・【成果】社員と経営陣の信頼関係を構築。売上は118%増加し、離職率は大幅に低下

会社概要

・1974年創業。創業以来、長年にわたり金属熱処理を手がけ、同処理に関するあらゆるニーズに対応している。従業員数は50名。

悩み

・社内には活気がなく「10年間で100人以上が退職する」という状況。事業の拡大成長のために、組織改善に関する様々な施策を実施してきたが、経営層の勘と経験に依存した属人的な対応策に留まり、効果的な成果を上げられずにいた。
・外部から幹部を採用したり、会社の理念を浸透させるための施策を実施したりするも退職者は減らなかった。
・従業員の会社に対する共感度を可視化・定量化することができず、組織の課題を正確に把握することが困難であった。

対応-エンゲージメントサーベイ導入

・従業員エンゲージメント(従業員と企業のつながり)の可視化や定量化を目的として、エンゲージメントサーベイを導入した。
・導入の決め手は(1)従業員の働きがいを高めるために、待遇面以外のアプローチを模索できること、(2)組織改善の優先順位を明確化し、効果的な対策を立案できること、(3)組織の状態に合わせた打ち手を立案できること。
・当初の調査結果では(1)全体的なスコアの低さ、(2)会社全体での連帯感の欠如、(3)セクション間のコミュニケーション不足が明らかになった。また、従業員の職務における無力感や経営層に対する不信感なども把握することができた。
・経営陣との信頼感構築を最優先課題に設定。社長自らが組織改善に本気で取り組むことを全従業員に約束し、社長と幹部、幹部と従業員といった各階層で1on1面談を実施した。従業員から組織改善に関する要望を収集し、そのための施策を迅速に共有することで、従業員の声を経営に反映させた。
・会社の理念に基づいた行動指針を策定し、理念の浸透を図った。同指針が広がることにより、社内で従業員同士が協力し合う機運が高まった。

成果

・エンゲージメントスコアが向上し、従業員が明るく前向きに働ける職場環境が実現した。
・売り上げはエンゲージメント経営に取り組み始めた2018年の4.97億円から2020年の5.90億円と118%の成長を見せた。離職者も年間10人程度から1~2人にまで減り、離職率の大幅低下に寄与した。

参照元(一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会)

企業データ

企業名
株式会社丸菱電子
設立
1974年
従業員数
50人
所在地
新潟県長岡市鉄工町1丁目2-10
事業内容
金属熱処理加工

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