2000年、社名を蝶矢洋酒醸造からチョーヤ梅酒に変更した。チョーヤ(蝶矢)の由来は、駒ヶ谷周辺の山に万葉時代から生息するギフチョウ(岐阜蝶)、および石器時に付近で採取された石の用途である矢じりにある。
現在、チョーヤ梅酒は梅酒商品で約40%の市場シェアを維持するが、最近の若年層を中心とした消費者のアルコール離れには苦慮している。梅酒の良さを消費者に理解してもらおうと時代に合わせてさまざまな商品を提供してきた。が、アルコール自体を嗜まない傾向は、これまでの市場の推移とはまったく異なる現象だ。その対応として2011年、ノンアルコールの梅酒「酔わないウメッシュ」を発売した。製法からいえば清涼飲料なのだが、炭酸入り梅酒「ウメッシュ」の味わいに近づけることで、アルコールを嗜む雰囲気を楽しめるように工夫した。「酔わないウメッシュ」は発売後間もなく増産するなど、市場から確かな手ごたえを得ている。