ゴルフシミュレーター、解析機などの機材・ソフトウェアが高価
室内なので感染症対策は万全にしなければならない
開業のステップ
まず必要なのは、店の客層を絞ることだ。それによって、施設の作りやサービス内容が違ってくる。高性能のシミュレーターを導入し、スキルの向上を目指す人を対象とするのか、初心者でも足を運びやすいカジュアルな施設にするのか、対象を絞った上で他店との差別化も考え事業計画を作成したい。
収入
まず時間制にするのか、月額会費制にするのかを検討した上でシミュレーションしてみよう。1時間あたりのプレー料金を5,000円とした場合、1打席が1日に5時間稼働・年間300日営業とすると、1打席の年間売り上げは750万円となる。この条件で6打席を導入すると4,500万円となる。一方月額会費を20,000円とすれば、200名の会員で年間の売り上げは4,800万円となる。特に開業時は、施設規模に応じて、広告宣伝費や従業員・レッスンプロの雇用にかかる変動費の割合を慎重に試算すべきだ。
また、インドアゴルフ練習場の運営会社が展開するフランチャイズに加盟するという方法もある。一定のロイヤリティが発生するものの、店舗運営のノウハウを踏まえた出店・集客・運営サポートが受けられるので、開業時のリスクを最低限に抑えたい場合は、検討してみても良いだろう。良いフランチャイズを選ぶには、説明会等に参加して自ら情報収集することも大切だが、ネット上の口コミを通して評判を探っておくことも参考となる。
開業資金
開業にあたって必要になる費用として、物件の取得費用のほか、内装や外装の施工、備品の購入、広告費などがある。
ゴルフシミュレーターについては、1台当り月額40,000〜70,000円ほどでレンタルできるシステムを取り入れている所もある。ただし、レンタル料のほかに300,000〜500,000円ほどの保証金が必要。また、中古モデルを購入する場合は半額以下で手に入る場合もある。
下表は、アウトドアも含めた「ゴルフ練習場」の黒字企業の経営データである(参考)。
※開業資金、売り上げの数値は、開業状況等により異なります。
(本シリーズのレポートは作成時点における情報を元にした一般的な内容のものであるため、開業を検討する際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)