業種別開業ガイド

アロマセラピスト

  • アロマセラピストとは、精油の持つ特徴を正しく理解した上で、様々な種類の精油をブレンドしたり、そのアロマオイルを用いてトリートメントなどを施す仕事。
  • 美容や健康、リラクセーションに気を使い、お金をかける女性が増えている中で、特に痛みなどは伴わず、快適に癒し効果を得られるアロマテラピーは人気が高い。それに伴ってアロマセラピストが活躍する場は増えている。
  • 主にアロマショップやアロマサロンを開業したり、インストラクターとしてスクールを開くこともできる。

1.起業にあたって必要な手続き

スクールに通って知識や技術を修得するのが一般的。アロマセラピーに使用するオイルは、通常、医薬品ではないので、アロマセラピー自体も医療行為にはあたらず、アロマセラピストとして開業するための必須資格はない。ただし民間資格として、日本アロマ環境協会(検定事務局TEL/03-3538-0685)が主催する「アロマテラピー検定」などがあり、こういった検定で級を取得すると、アロマセラピストとしての信頼性も高くなる。試験は毎年5月と11月の2回、全国の主要都市で実施される。1級と2級のみで、年齢、経験等の受験資格は一切定められていない。

一般的な手続きとして、個人事業の場合、個人事業の開廃業等届出書、所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書、青色申告承認申請書等を納税地の所轄税務署へ提出。また、個人事業開始申告書は事業所所在地の都道府県税事務所へ。詳しくは、最寄りの管轄行政に問い合わせを。

2.起業にあたっての留意点・準備

・独立開業する場合の立地条件

ターゲットにする客層をあらかじめ絞る。
経済的に余裕のある富裕層の主婦やキャリアのあるOLを狙うのであれば、アクセスの良いターミナル駅の近くの百貨店内、テナントビルに出店。ただし、物件取得費が高くなり、開業資金が増えるというリスクも。
幅広く一般的なOLや主婦、学生などを狙うのであれば、郊外の商店街や、通いやすい隠れ家風サロンとして、マンションの一室や自宅開業をするのがよい。
始めはスタッフを抱えるより、1人で自宅サロンなどで開業し、ある程度リピーターが見込めるようになったらスタッフを雇うなどする方法を選択する人は多い。
・メニューの充実
ボディ、フェイシャル、ネイルなど、多くの部位に対応し、メニューを細分化するほか、アロマセラピーのスクールなども実施。

・メニューの充実
人件費が経営を大きく左右するので、パートなどでスタッフを雇う場合にも予約動向をしっかり確認。顧客の数とスタッフの数がかけ離れないようこまめに調節を図る。
施術費用での収入のほか、オイルなどのアロマグッズを併せて販売したり、アロマセラピストを養成するレッスン、一般向けのアロマセラピー講座を開設するなど、収入構造の複雑化を図りたい。

3. 必要資金例

創業までの費用内訳例(自宅開業の場合)

(単位:千円)

創業に必要な資金項目と金額を例示した表

4. ビジネス策定例(施術者1名・客席1席)

年間売上計画を例示した表

最終内容確認日2014年2月

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