営業許可申請(保健所、施設完成予定の10日くらい前に書類提出)
施設検査(保健所、適合後に営業許可書の交付)
(3)開業場所
開業場所の選定に当たっては道路交通法や都市公園法を順守する必要がある。
一般的には道路上や公園での販売許可はおりないケースが多い。そのため私有地の使用許諾を受けたり、地域・団地等の施設・敷地を使用させてもらったりする必要が出てくる。団地などでは集客のための音声が騒音にならないようにする。そのような制約の中で販売効率のあがる場所を選定する。
個宅の玄関先を回る形で営業する形態もある。歩き回って需要調査を行ったり、挨拶回りを行ったりすることも重要な開業準備とされている。
メニューづくり
移動スーパーの場合には提携先スーパーの品揃えから、移動コンビニの場合にはコンビニの品揃えから選定することになろう。移動スーパーの場合には、生鮮産品や乳類を取扱うことが強みにもなることから、施設上もこれらを取扱える許可を取得することが重要。
需要調査の結果を踏まえて初期の品揃えは決定するが、実際には営業しながら顧客の要望をきめ細かく聞いて、予約を取ることも含めて積極的に品揃えに反映する。
一つの事例として、400品目1,200点程度を積み込んで営業する移動スーパーがある。
必要なスキル
前述の手続きに関連して食品衛生責任者資格を取得する必要がある。それ以外にも商売上の工夫や接客スキルが求められる。営業場所の開拓や効率向上のためのルート変更、予約を取ることも含めた積極的な接客、品揃えを改善して顧客ニーズに応えることなどにより、営業を継続していくことができるようになる。
開業資金と損益モデル
(1)開業資金
前述の通り、ビジネスの特徴として開業資金を抑えることができる。
【業種パッケージ利用型の資金例】
(2)損益モデル
a.売上計画
市場規模推計では日販および営業日を少なめに見たが、ここでは日販12万円、週6日稼働としている。
b.損益イメージ(参考イメージ)
上記、a.売上計画に記載の売上高をもとに、損益のイメージ例を示す。
(参考:とくし丸 ホームページ 販売パートナー収支シミュレーション)
c.収益化の視点
損益イメージからも分かる通り、収支の構成はあまり難しいものではない。わずかの固定費のみが負担すべき費用となる。そのため、営業場所の開拓や効率向上のためのルート変更、予約を取ることも含めた積極的な接客、品揃えを改善して顧客ニーズに応えることなどにより売上を伸ばし、売上総利益を増やすことが重要である。
※開業資金、売上計画、損益イメージの数値は、出店状況等により異なります。
(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)