内段取り作業(機械を停止して行う段取り作業)
ムダな作業(器具を探したりする作業)
の3つに分けます。
【第3ステップ:お金のかからない改善】
3つに分けた作業それぞれについてのムダ取りを行います。
(1)外段取り作業
現在行っている加工が終了する前までに、金型・治具・材料などを機械の近くに準備しておく。
(2)内段取り作業
1人の作業者で行っている内段取り作業を、複数名の共同作業に変更する。
(3)ムダな作業
金型・治具などを探す作業を排除するため、整理・整頓を徹底する。
図1 段取り替えカイゼンのポイント
【第4ステップ:少しお金と時間がかかる改善】
(1)内段取りの外段取り化
金型の昇温作業など機械に取り付ける前にできることを、あらかじめ行っておく。
(2)内段取りの短縮化
使用する治具などを標準化して、調整作業の時間を短縮する。
(3)外段取りの短縮化
品番ごとに治工具を小箱に入れてセットで管理する。
【第5ステップ:お金と時間がかかる改善】
飛躍的に段取り時間の短縮を図るならば、金型構造・取り付け構造などの改造にお金をかけることが必要です。ただし、この改善を行う場合には経済的メリットを十分考慮してください。
以上が段取り改善の基本ステップです。段取り改善によってラインの生産性が向上することはもちろんですが、結果的に後工程に好影響を及ぼし、中間在庫の削減などにも効果が表れてきます。ぜひトライしてみてください。