効果がわかること
物語があること
「シンプルでわかりやすい」とは、メニューの内容がすぐにわかることです。たとえば、「フェイシャルマッサージ」であれば、顔を施術するメニューであることがひと目でわかります。
「意外性がある」とは、あえて違和感のある表現をすることです。たとえば、「ザラザラボディパック」と聞くと、「あれ? パックなのにザラザラなの?」と興味をひかれます。人は、見慣れた表現に対しては気づかずに通り過ぎてしまうものですが、意外性がある表現には自然と意識が向くものです。
「具体的である」とは、メニューの内容を頭の中でイメージできることです。具体的な表現をすることで、どんなメニューなのかを、お客さま自身が想像できるようにお手伝いするのです。たとえば、「ふくらはぎ30分集中コース」であれば、ふくらはぎだけを30分かけてほぐしてもらえるものと容易に想像できます。
「効果がわかる」とは、そのメニューを受けることでお客さまがどうなるのかがわかるということです。「疲れをとりたい」、「むくみを解消したい」、「代謝をよくしたい」など、お客さまのご来店目的はさまざまです。したがって、「むくみすっきり」、「リラックス」など、お客さまが求めている効果をネーミングに取り入れることが有効なのです。
「物語がある」とは、施術メニューそのものや施術で使う商品の背景を語ることです。たとえば、「15種類配合のオリジナルブレンドオイルを使った贅沢ボディマッサージコース」であれば、お店としての「こだわり」を訴求することができますし、気になる「15種類」の内容でお客さまの興味をひくこともできます。
では次に、特に売りたいサービスをPRするための効果的なネーミングについてお話しします。
ポイントは、たったの1つだけ。
先にご紹介した5つのコツを、売りたいサービスにはなるべく多く盛り込むことです。決して、すべてのメニューに5つのコツを使ってはいけません。残りのメニューは、あえて平凡なネーミングにしてください。そうすることで、お店の売りたいサービスが際立って、お客さまにもそのサービスを選んでもらいやすくなるのです。
これらのテクニックは、サービス業のみならず、飲食店などでも活用できます。メニューのネーミングにちょっとした工夫をするだけで、売りたいサービスを自然とPRできることを、ぜひ覚えておいてくださいね。