詳細な経営計画書(詳細は下記を参照のこと)
会社概要
といった書類を事前に用意されるとよいでしょう。
また、すべての開発資金を1つの金融機関で得ようとするのではなく、政府系金融機関と民間金融機関との協調融資にもっていくといったことも有効な手段です。その際は、政府系金融機関と民間金融機関とで、借入金のシェア(政府系金融機関から○%、民間金融機関から△%という割り振り)を決めることが必要です。金利負担の面から、政府系金融機関のシェアを大きくする方が得策です。理想としては、民間金融機関から融資に前向きな発言を引き出し、政府系金融機関において民間金融機関が融資に前向きである旨を伝えられれば、話しは前向きに進む可能性が高まるでしょう。
【より詳細な経営計画を策定して、借入金返済が確実であることをアピールする】
金融機関が一番関心をもつのは、融資した資金が確実に回収できるかです。そこで、承認を受けた経営革新計画に沿った形で、より具体的で詳細な経営計画を別途作成してください。とくに重要なのは、開発した製品の具体的売り先とそこから得られるキャッシュ(現金)の額です。売り先ごとの売上計画と得られたキャッシュから返済にいくら回せるかを表(「資金繰り表」)にして、借入金返済が確実であることをアピールしてください。また、担保がないかどうかも洗い出していただければよいアピールになります。
新たに金融機関と取引をする際は、相手の信頼を得ることが一番重要です。相手はまだ御社のことは知らないので、信用できる企業かどうかを見ています。相手の質問に誠実に答え、求められた文書があれば迅速に提出して、良好な信頼関係を構築してください。こうすることで、取引のなかった金融機関から融資を受けられる可能性が高まるでしょう。
【それでも融資が受けられなかった場合】
このような場合、都道府県や市町村など地方自治体で行っている制度融資の活用もご検討ください。普段取引のない金融機関と並行して検討することでも構いません。地方自治体によって、制度融資の内容は異なりますので、一度地方自治体の商工関係部署に問い合わせてみてください。
また、経営革新計画の承認を受けているということは、御社にとってたいへんな強みです。たとえば、展示会に出展して、開発資金の出資先を募る際に、経営革新計画の承認を得ていることをアピールするなど、承認自体をアピール材料にして、活用する方法もあります。