情報=顧客データ、取引先のネットワーク、研究成果など
知的資産=特許、企業理念、組織構造など
「事業承継対策」というと、経営者の持つ資産を子に譲ることから発生する相続税対策を思い浮かべがちだが、それは全体のごく一部にすぎない。事業承継で苦労するケースで多いのは、上記の「知的資産」と呼ばれるものだ。企業理念や組織風土、技術、顧客との関係性などはB/Sに載らず、当事者にとっては当たり前のように思っているものが多いため、現経営者自身も後継者も気づきにくいことが多い。
知的資産は、その企業が持つ競争力の源泉である。どうすれば最もよい形で承継できるか、強みをより一層磨き上げていくにはどうすればよいのか、時間をかけて取り組む必要がある。