※注1)再商品化実施委託料金とは、再商品化を再商品化事業者へ委託する費用です
※注2)拠出委託料金とは、品質の高い分別収集を行うなど、再商品化の合理化に貢献した市町村に支払われる「再商品化合理化拠出金」の原資となる費用です
再商品化実施委託料金算定例
例えば特定事業者のA社が、2リットルのPETボトルにミネラルウォーターを詰めて年間800万本販売し、そのうち30%の240万本をレストラン等の業務用に販売しているとする。 2リットルのペットボトルを1本62グラムとし、800万本で496,000kgの製造量となります。
このケースでは事業活動により費消した容器包装の量が把握できるので、以下のように自主算定方式で算定します。
1.排出見込量の算出
まず、排出見込量を算出します。
〇排出見込量 = 年間使用量 496,000kg - (容器回収量 0kg+業務用 販売量148,800kg ) = 347,200kg
2.再商品化義務量の計算
つぎに再商品化義務量を計算します。
〇再商品化義務量 = 347,200kg(1の計算式で算出した数字) × 0.57532(「業種区分(用途)」は「清涼飲料・茶・コーヒー製造業」) = 199,751kg(小数点以下第1位を四捨五入)
3.指定法人への再商品化実施委託料金の計算
指定法人(日本容器包装リサイクル協会)への再商品化実施委託料金を計算します。
〇再商品化実施委託料金 = 199,751kg×4.5円/kg =898,879円(円未満切り捨て)
以上により、当事業者が支払うべき再商品化実施委託料金は898,879円となります。
(高橋順一 コンサルティング・オフィス高橋 代表/中小企業診断士)