第1話 これからは海外

主人公であるアフロ中小郎は父親が経営する会社を継ぐため日々トレーニングに余念がない。ある日、中小郎の父親であるアフロ健一が何者かに襲われる。駆けつけた中小郎に父が残していった謎の言葉「これからは海外」。その言葉の先に一体何が待ち受けているのか…!

海外展開に挑む中小郎、、、そんな彼を通じて、企業が海外展開する際の注意点や失敗事例などを紹介していきます。現代の海外ビジネスでは進出先の国も、進出企業の業種も多岐に渡り、中小企業の海外進出は加速度的に進んでいます。情報やインフラが発達し日に日に海外への垣根は低くなっています。とはいえ、海外に出れば必ず成功するわけではありません。正しい情報を身につけ、是非海外ビジネスの成功を目指してください。

【SWBS支援者コラム】
地に足をつけて海外展開を考える

中小企業の海外展開の現状は、「海外展開」の定義によるので様々なデータがありますが、例えば店に英語で張り紙をして外国人訪問客への対応を行ったケースなども海外需要への対応と定義すれば、すでにかなりの割合が海外展開済みとも言えます。その延長として、海外に需要がありそれに応える、という単純なビジネス原則を貫いて、海外展開を地に足をつけて考えていくことが大切に思います。

この後のコラムでたくさん例が出てきますが、国内と海外ではやはり違いが多々あります。しかし、勉強していくと、まず典型的な問題点が分類できて、国地域問わずどこで事業しても、似たようなポイントへの対処が必要だということがわかると思います。また、海外展開に関する知識がある一定点に達すると、国内の事業で使っていた経営に関するビジネスセンス(感覚)を、海外展開の際に使えるという自信が持てるようになると思います。そこまで来れば、後はHow(どうやって)の世界ですので、本格的な海外展開もすぐ目の前です。

情報は溢れています。まずは情報を理解・消化して計画を立てられる自前の海外展開チーム(1人でも2人でも可)をどう作れるかではないでしょうか。

コラム執筆者

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