工場の入出方法
タイムカードの打刻方法
などを一気に指導します。
このような社員教育を行わないでいきなり現場で作業をすることは、野球のルールを知らない人にバットをもたせて打席に立たせるようなものです。新入のパート社員が作った製品も、ユーザーにとってみれば貴社の製品の一つでしかないのです。
(2)作業の背景を明確に伝える
社員教育は形からと述べましたが、どうしてそのような作業をするのか、その背景にあるものは何なのかを教育することは非常に重要です。たとえば、食品工場の手洗いの手順は、家庭の手洗いとは違うのが一般的です。工場の製品は、製造してから消費者の口に入るまでの時間が長くかかります。手洗いが不十分ですと、流通過程のなかで細菌が増殖して製品を汚染してしまい、食中毒の発生といった最悪のケースもあり得るのです。
(3)教育終了後のフォロー
教育終了後、簡単なテストを行ってみるとどの程度理解したかを知ることができます。また、現場に入ると、本人が受けた教育内容とのギャップを感じるケースが多く見受けられます。そこで重要なのが、現場での声かけです。教育をした人がやさしく「がんばっていますね」と声をかけることにより、本人の自信につながっていくのです。
【作業の標準化】
ある作業を行うには、さまざまなやり方があります。これらを、シンプルに誰もが実行可能で、効率的な方法に統一することを作業の標準化と言います。現場に新人のパート社員が入ってきても、作業が標準化され分かりやすく文書化されていれば、指導の時間を大幅に短縮することができます。
作業標準化の手順は、次のとおりです
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現在の作業内容・時間をよく観察する
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現在の作業方法が、品質をつくり込むうえで、有効なものとなっているか検討する
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作業改善項目を抽出する
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改善項目を盛り込んだ作業を実際に行ってみて、ムダ・ムラ・ムリがないかをチェックし、修正する
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作業手順を作業標準書にまとめる
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作業者教育を行って、作業標準どおりにできるかどうかを確認する
以上のとおり「入社時の社員教育」と「作業の標準化」を説明してみましたが、早速御社でも実践してみてください。