調査

中小企業の人材確保に関する調査を公表:商工中金

2024年 5月 16日

商工中金は中小企業の人材確保に関する調査結果を公表した。正社員の採用活動の強化や定年の引き上げ、ITの導入など、さまざまな手段で担い手不足解消に向けた取り組みを強化していることが分かった。

2024年度の採用動向については、新卒の「募集意欲あり」が47.4%で前年度比2.2ポイント増加した。中途採用は「募集意欲あり」が66.3%で同5.2ポイント減少した。即戦力を求めて中途採用は高い割合で募集しているものの、新卒採用への意欲が高まっていることが見てとれる。

人材の確保については、「就活情報サイト、就活情報誌」や「人材紹介エージェント(新卒・中途)」などの外部機関(サイト、誌面、事業者)の活用が効果的とみている。一方、人材の定着については、「自社従業員からの紹介による採用(リファラル採用)」や「経営者や役員の家族、親族、取引先からの紹介(縁故採用)」など、紹介経由での採用に高い効果を実感している様子がうかがえた。

詳細は商工中金のホームページまで。

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