調査

全従業員がDXで業務効率「良くなった」「少し良くなった」と回答:佐賀県

2023年 3月 3日

佐賀県は、佐賀大学と共同で「DXが従業員と組織風土等に与える影響」を調査し、結果を発表した。調査は、DX普及を目的とした「佐賀県中小企業 DX フラッグシップモデル創出事業」に採択された運送業、KITSライン(佐賀県吉野ヶ里町)を対象に継続的に実施しているもの。同社では、デジタルを活用して倉庫業務や配送管理業務を中心に脱属人化・効率化に取り組み、対象業務に要する時間を約51%(年間1080万円相当)削減することに成功し、業務の生産性を大きく向上させた。

調査結果によると、DXによって業務効率が「良くなった」「少し良くなった」と回答した従業員の割合が100%(2022年度)に達した。個人属性診断において、自己成長意欲を示す数値が2021年度に比べて2022年度は約27%上昇し、自己信頼感と意欲が充実し、健康で前向きな従業員が増加したとしている。

詳しくは佐賀県のホームページへ。

中小企業に関連するその他の調査・レポートはこちら