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ウィズ・ポストコロナ期を見据えMICE開催に新たな支援:さいたま観光国際協会

2022年 3月 28日

MICEの会場として利用されるソニックシティ(さいたま市大宮区)
MICEの会場として利用されるソニックシティ(さいたま市大宮区)

さいたま観光国際協会は、新型コロナウイルス感染症の影響によりMICE(企業の会議や国際会議、展示会・見本市などのビジネスイベント)の開催形態が多様化するなか、ウィズコロナ・ポストコロナ期を見据えた新たなMICEの開催支援を実施する。制度を併用することで、国際会議には最大570万円、国内会議には同220万円、大規模国際コンベンションには同1050万円を助成する。

新たな支援はハイブリッドコンベンション開催助成金、コンベンション開催助成金の安全対策費加算、大規模国際コンベンション開催助成金の3点。このうちハイブリッドコンベンション開催助成金は(1)リアル開催の会場がさいたま市内(2)関東全域以上のハイブリッド開催によるコンベンションで、リアル開催の参加者が県外から30人以上(3)リアル開催の会期が2日間以上で、市内宿泊施設にリアル参加者の宿泊が見込まれる—などが要件で、助成率は対象経費の50%、上限は50万円。

コンベンション開催助成金の安全対策費加算は、既存の同助成金の対象のコンベンションで、感染症予防対策などを実施した場合に、対象経費の50%、上限20万円を追加で交付する。大規模国際コンベンション開催助成金は(1)総参加者数が1500人以上で、海外からの参加者数が300人以上(2)日本を含めた参加国数が3カ国以上(3)会期が3日間以上で、総参加者数のうち相当数が市内の宿泊施設へ宿泊する—などが要件で、助成率は開催総経費の50%、上限は1000万円。

申請期限はハイブリッドコンベンション開催助成金が開催日の1カ月前まで、他の2つが開催前年度の8月末までとなっている。

詳しくは、さいたま観光国際協会のホームページへ。

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