ICTスタートアップ7社がビジネスプラン披露

五十嵐理香氏と林総務大臣の写真画像
「起業家万博」総務大臣賞を受賞した築の五十嵐理香氏(右)とプレゼンターの林総務大臣

ICTスタートアップによるビジネスプランコンテスト「令和7年度起業家万博」(総務省・情報通信研究機構主催)が3月11日、東京都千代田区の丸ビルホール&コンファレンススクエアで開催された。最も優れたビジネスプランを発表したスタートアップに贈られる総務大臣賞は、株式会社築(宮城県栗原市)が受賞した。

「起業家万博」は地域発ICTスタートアップの創出による地域課題の解決や経済の活性化を目的に、次世代のICT人材の発掘・育成や地域発ICTスタートアップのサポートを行う「全国アクセラレーションプログラム」の一環として開催している。各地で実施された連携大会から発掘されたスタートアップ7社が出場。情報通信研究機構(NICT)のICTメンターのサポートを受け、磨きをかけたビジネスプランを披露した。

総務大臣賞を受賞した築は、3Dコンクリートプリンティングによる次世代建設プラットフォームを提供。日本初の2階建て住宅を建築した実績を持つ。3Dプリンターは少人数で短期間の施工が可能で、施工受託に加え、施工の運用ノウハウなどを提供するビジネスモデルを披露。深刻な人手不足に陥る建設業界の課題解決を目指している。代表取締役の五十嵐理香氏は「3Dプリンターというハードが入ると、しくみが変わる。ハードが変わることで、人が変わり、システムが変わると確信している。日本一を目指してがんばりたい」と受賞の喜びを語った。

優秀賞にあたるNICT理事長賞は、自社で開発した顕微観察装置などを活用し、民間人工衛星による宇宙での実験プラットフォームの提供に取り組む株式会社IDDK(東京都江東区)が受賞した。

記念撮影の写真画像
記念撮影のようす

一方、10日には、学生向けコンテスト「起業家甲子園」が開催され、全国から選抜された高校、高専、大学生などの生徒・学生の9チームがビジネスプランを競った。総務大臣賞は神戸女学院高等部の無罪放免、NICT理事長賞は熊本高等専門学校のCPR BEATがそれぞれ受賞した。

起業家万博の授賞式に出席した林芳正総務大臣は「起業家甲子園の学生たちが起業家万博の先輩たちのあとを追って起業のエコシステムができるようになるといい。アメリカでは、今世紀になって誕生した企業が時価総額ランキングの上位を占めているが、日本はあまり変わっていない。そんな話が昔話になるよう、皆さんが大きくなることを期待している」とエールを送った。

詳しくは、NICTのホームページへ。

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