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11月は製品安全総点検月間、事故防止へ呼びかけ強化:経産省

2021年 11月 2日

子供向け小冊子の表紙
子供向け小冊子の表紙

経済産業省が11月を「製品安全総点検月間」とし、製品を安全に使用するための点検呼びかけを強化している。全国の経済産業局でポスターやパネルを掲示、一部企業の店頭で子供対象の冊子「うんこおうちの安全ドリル(製品安全編)」を配布するほか、11月30日には東京都渋谷区の渋谷区文化総合センターで製品安全対策優良企業の表彰式や製品安全業務報告会を開催する。

製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2021)は同日午前に実施、21年度の安全功労者内閣総理大臣賞を受賞した宮村鐵夫中央大学名誉教授が基調講演し、積極的に製品安全に取り組む企業を表彰する。動画配信も後日、予定している。

製品安全業務報告会は同日午後1時15分から5時に開催。製品評価技術基盤機構の担当者が、コロナ禍での製品事故をテーマに事故動向やコロナ禍で注目された製品の事故事例・対策について報告。併せて最近の取組について紹介する。

製品事故は毎年約1000件発生、うち約3割は消費者の誤使用や不注意によるものだ。事故は日頃の掃除や点検、使用方法の再確認などで防ぐことができるし、リコール製品の使用を中止することでも避けることができる。経産省は年末の大掃除時期を前に改めて製品の点検を広く呼びかける方針だ。

詳しくは経産省のホームページから。

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