支援

M&A支援機関の登録受付始まる、仲介など総合支援者が対象:中企庁

2021年 8月 26日

中小企業庁がM&A(企業・事業の合併や買収)支援機関の登録受付を始めている。事業承継・引継ぎ補助金のうち、仲介手数料やフィナンシャルアドバイザー費の交付を登録支援機関のみとし、中小企業が安心してM&Aに取り組める環境を整えるためだ。

同登録制度の対象は、中小企業と資金調達や仲介業務契約を締結する者、譲渡側・譲受側に対するマッチング支援や中小 M&A の手続進行に関する総合的な支援を行う者、仲介業務に関する相談料、着手金、 中間報酬、成功報酬等の手数料を受け取って支援を行う者。仲介業務を行う金融機関も含まれる。

一方、投資先の価値やリスクを調査するデューデリジェンス業務を行う会計士などの専門家やM&A マッチングサイトの提供や登録代行業者は登録不要。登録有無にかかわらず、引事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用型)の補助対象になる。

申請はM&A支援機関登録事務局ホームページに開設した申請フォームから。締め切りは9月21日。

詳しくは経産省のホームページへ。