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早大・東出教授に中小企業応援士委嘱:中小機構

2021年 7月 14日

豊永厚志理事長から感謝状を受け取る東出浩教教授(左)
豊永厚志理事長から感謝状を受け取る東出浩教教授(左)

中小機構は7月13日、早稲田大学大学院経営管理研究科教授の東出浩教氏に対し、2021年度(令和3年度)の功労者として感謝状を贈るとともに、「中小企業応援士」を委嘱した。中小機構の豊永厚志理事長が同日、東京都新宿区の早稲田大を訪れ、感謝状を手渡した。中小企業応援士について、東出氏は「企業のさまざまな取り組みを横につなげていく情報流通の仕組みづくりを通じて貢献していきたい」と抱負を語った。

東出教授は起業、創造プロセス、ビジネス倫理などが専門。優れたベンチャー起業家を表彰する「Japan Venture Awards」(中小機構主催)の審査委員長を2年連続で務めたほか、日本ベンチャー学会理事をはじめ、中小・ベンチャー企業支援分野で幅広く活動している。

感謝状の贈呈は、中小機構と連携しながら、中小企業・小規模事業者の活躍や地域の発展に顕著な功労のあった経営者や中小企業支援機関関係者らに、感謝の意を表すもの。今年度は東出氏を含めて65人に贈呈する。

中小企業応援士は2019年度に中小機構が創設した制度。中小・小規模事業者の活躍と地域の発展に顕著な功労のあった各地の経営者や支援機関関係者に委嘱し、さまざまな課題を抱える中小・小規模事業者の活動を応援してもらう。今年度は全国で合計202人が中小企業応援士として活動することになる。