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サポカー補助金、自家用車分残額わずか:経産省・国交省

2021年 6月 14日

政府が高齢ドライバーの交通事故防止対策で実施している2021年度「サポカー補助金」の自家用車分の予算額が残額わずかになっている。予算総額1098億円のうち6月10日現在の残額は230億円で、予算額に達すると交付申請を打ち切る。同補助金を担当する次世代自動車振興センターのホームページに申請終了見込み日が載っているので、希望者は手続きを急ぎたい。

「サポカー補助金」は、「安全運転サポート車普及促進事業費補助金」の略称で、経済産業省が自家用車を、国土交通省が事業用車を対象に交付する。65歳以上のドライバーが「対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」 の両方を搭載した「サポカー」を購入すると、乗用車で10万円、軽自動車で7万円、中古車で4万円の補助金を受け取ることができる。「対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ」のみ搭載の場合は、乗用車で6万円、軽自動車で3万円、中古車で2万円を補助。すでに購入している後付けの「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を設置した場合も、障害物検知機能付きで上限4万円、同機能がない場合で上限2万円の補助が受けられる。

補助金の交付申請には車両登録・届出等の情報が記載された車検証の写しが必要で、売買契約段階では申請できない。注文した車両の生産の状況によっては、売買契約から補助金申請ができるまで時間がかかることもあるので注意したい。

申請方法などは「サポカー補助金:補助金残額及び申請受付終了見込みのお知らせ」へ。