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事業再構築補助金、第2回公募始まる「緊急事態宣言特別枠」も:経産省

2021年 5月 27日

経済産業省が事業再構築補助金の第2回申請を開始している。第1回公募の結果は6月中旬に公表予定だが、第1回公募で不採択だった場合は、今回の第2回公募を申請することが可能。同省は第2回公募締め切り後、3回程度の公募も予定している。

同補助金はコロナ禍が長期化するなか、新分野展開や業種転換、業態転換、事業再編など思い切った事業再構築に意欲を持つ中小企業の挑戦を支援する制度。補助率は中小企業が経費の3分の2、中堅企業は同2分の1。中小企業の補助上限額は「通常枠」が6000万円、「卒業枠」が1億円、中堅企業は「通常枠」が8000万円、「グローバルV字回復枠」が1億円。

21年1~5月の緊急事態宣言で、いずれかの月の売上高が対前年または前々年の同月比で30%以上減少している飲食店などの企業には、さらに補助率が高い「緊急事態宣言特別枠」もある。補助額は100万円からで上限は従業員5人以下が500万円、同6~20人が1000万円、21人以上は1500万円。補助率は中小企業が4分の3、中堅企業が3分の2。「特別枠」で不採択になっても、加点の上「通常枠」で再審査する。

第2回公募は5月26日に始まり、締め切りは7月2日午後6時。第2回公募に申請する場合は、第2回公募開始後に改めて申請情報の入力が必要。電子申請システムで、入力後に申請状況が「申請済」と表示されているか確認してほしい。

詳しくは中小企業庁の事業再構築補助金のサイトから。

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