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2021年度「業務改善助成金」申請受付開始:厚労省
2021年 4月 5日
厚生労働省が2021年度の業務改善助成金の申請受付を開始している。生産性向上のための設備投資などを行い、事業場内で最も低い賃金を一定額以上引き上げた中小企業・小規模事業者に対し、設備投資などにかかった経費の一部を助成する。申請期限は2022年1月31日。
助成対象は、POSレジシステム導入による在庫管理の短縮、リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮、顧客・在庫・帳票管理システムの導入による業務の効率化、専門家による業務フロー見直しによる顧客回転率の向上など。支給は賃金引上計画を策定し、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた賃金額を支払うこと、生産性向上に資する機器・設備などを導入することが条件だ。
助成額は引き上げ額のコースごとに、生産性向上のための設備投資等にかかった費用に助成率を乗じて算出する。例えば従業員7人以上の賃金を90円以上引き上げた場合は450万円を上限に助成される。また生産性を向上させた企業は助成率が割増される。
申請手続きなど詳しくは厚労省のホームページから。