地域産業の発展に役立つ発明や意匠を公募中：発明協会

発明協会が「2022年度地方発明表彰」を公募中だ。地方で発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興を図るため1921年に開始された表彰制度で、学識経験者を中心にした選考委員会で審査し、文部科学大臣賞、特許庁長官賞、中小企業庁長官賞などのほか、発明奨励賞、発明功労賞を贈る。応募は3月31日まで。

応募は（1）実用新案登録、意匠登録済みで21年12月末時点で権利が存続している（2）進歩性に優れ、実施効果が顕著で科学技術の向上や地域産業の発展に寄与している発明（3）製品化され、利用されて産業の発展や生活文化の向上に役立っている意匠（4）係争関係がないことが要件。関係書類を、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の各発明協会へ送付する。発表は22年9月から10月、表彰式は同10月から11月、各地方発明協会の所在地で開催する。

令和4年度 地方発明表彰 募集要項は以下から。