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「つなぐ棚田遺産」、推薦とオフィシャルサポーター募集:農水省
2021年 11月 25日
農林水産省は内閣府、総務省、文化庁、国土交通省、観光庁、環境省の後援で、優良な棚田を認定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」を実施する。現在、市町村に対し地元の棚田遺産の推薦を、企業に対し「オフィシャルサポーター」を募集中だ。棚田遺産やサポーター企業の取り組みは同省のホームページで紹介する。
棚田遺産の選定基準は、(1)積極的な維持・保全の取組があり今後も継続される見込みがある(2)勾配20分の1以上の一団の棚田が1ha以上ある(3)棚田を含む地域の振興に係る取組に多様な主体・多世代が参加している—などが条件。推薦は市町村が棚田振興の取組を行う団体と「推薦書」を作成し、都道府県に提出、都道府県が「推薦書」に所見を付し、応募用特設サイトに提出する。認定されると農水相が認定証を授与し、「つなぐ棚田遺産ロゴマーク」を使用できる。締め切りは12月15日。
サポーター企業は、企業のWebページ、SNS、広報誌、ポスターなどに棚田に関する情報を掲載、広報資料の配布・掲示、アナウンス、各種イベント、セミナー、学会、講座、研修棟での紹介、企業のCSR活動やSDGsへの取組などを行う。取組内容が具体的で実現性があり、特定製品やサービスの宣伝目的でないことが条件。希望企業は申請書に必要事項を記入し、メールで提出する。締め切りは2022年9月30日。
詳しくは農水省のホームページへ。