支援

国産小麦の安定供給に最大3億円:農水省

2022年 7月 21日

農林水産省は国産小麦を新たに一定数量保管し、安定供給体制の強化に取り組む者を補助する「国産小麦供給円滑化事業のうち国産小麦安定供給強化対策」の2次公募を始めた。北米産小麦の不作に加え、ロシアのウクライナ侵攻により供給懸念が高まったことに対応する。補助上限額は1計画当たり3億円で、補助率は2分の1以内。公募期間は8月5日まで。

補助対象経費は保管施設、その附帯設備、保管施設の整備と一体的に整備される処理加工施設の整備。小麦や大麦などの国際価格は、高い水準で不安定な動きとなっている。これに対し、輸入依存度の高い小麦の国際価格高騰の影響を緩和しつつ、輸入依存度を下げる観点から、豊凶変動に対応し、凶作時でも安定して供給できる体制づくりを支援することにした。

詳しくは農水省のホームページへ。