支援
農業・食品の研究開発に最大3000万円:農研機構
2022年 6月 29日
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の2022年度研究課題の公募を始めた。農林水産・食品分野の政策的・社会的課題の解決や新たな可能性を広げる新ビジネスの創出に向けて研究開発に取り組むスタートアップを対象に研究委託する。公募期間は7月14日まで。
技術シーズの確立から事業化まで4つのフェーズを設定し、事業化に関する知見や経験が豊富なプログラムマネージャーの支援を受けながら研究開発と事業化を進める。年間の研究委託費はフェーズ0(発想段階)、フェーズ1(構想段階)、フェーズ2(実用化段階)が各1000万円、フェーズ3(事業化段階)は3000万円。
研究開発テーマは(1)農林漁業者の高齢化や担い手不足など生産現場の課題解消(2)農林水産物の加工・流通の合理化・迅速化(3)農林水産業の可能性の拡大と成長の推進(4)農業の高い生産性と持続可能性の両立の実現—のいずれか。
詳しくは生研支援センターのホームページへ。