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国内最大規模の玩具見本市が3年ぶりに開催:東京おもちゃショー

2022年 6月 16日

3年ぶりの開催となった「東京おもちゃショー2022」では約2万点のおもちゃを展示
3年ぶりの開催となった「東京おもちゃショー2022」では約2万点のおもちゃを展示

国内最大規模の玩具見本市「東京おもちゃショー2022」が6月16日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。17日まで。コロナ禍で2020年、21年と中止が続いたが、今回は3年ぶりの開催となった。ただし、感染拡大防止のためビジネス関係者を対象とした商談見本市のみの開催で、一般公開は見送られた。

59回目となる今回は、国内外96 社が約2万点のおもちゃを展示。最先端のAI音声合成技術を活用してママやパパの声で読み聞かせてくれるスピーカートイや、本物の水が画面内に現れる新感覚液晶トイなど、最新のおもちゃが数多く登場している。

このうちアガツマ(東京都台東区)は、6月14日に発表された「日本おもちゃ大賞2022」の受賞商品を展示。共遊玩具部門の大賞となった「アンパンマン 光るドレミファ♪マジカルボンゴ」=写真上=は、ボタンの形状や操作時の音を工夫し、目が見えない人でも直感的に操作できるようになっている。鍵盤のタッチパネル部に貼ることができる点字シートを希望者に無償で配布していることも高く評価された。またベーシック・トイ部門で大賞を受賞した「すみっコぐらし ピピッとスキャンでおかいもの!すみっコセルフレジスター」=写真下=は、スーパーなどでの導入が増えているセルフレジをおもちゃにした。商品をスキャンし、スマホやカード、現金の3種類の支払い方法を選択できる。