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7団体1氏を表彰:イノベーションネットアワード2022

2022年 6月 15日

受賞者と関係者で記念撮影
受賞者と関係者で記念撮影
経済産業大臣賞を受賞した川崎市産業振興財団の木村廣道理事(写真左)
経済産業大臣賞を受賞した川崎市産業振興財団の木村廣道理事(写真左)

日本立地センターと全国イノベーション推進機関ネットワークは6月14日、 東京都千代田区のTKP ガーデンシティ御茶ノ水で「第11回地域産業支援プログラム表彰」(イノベーションネットアワード2022)の表彰式を開催した。経済産業大臣賞を受賞した川崎市産業振興財団(川崎市幸区)など7団体の代表と、個人賞である全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞を受賞した浅間リサーチエクステンションセンター(長野県上田市)の岡田基幸専務理事・センター長に賞状と記念品を贈呈した。

同アワードは地域産業の振興・活性化を促進することを目的に、新事業・新産業を創出するための地域産業支援に関する優れた取り組みを表彰する制度。今回は地域産業支援プログラムに49件、個人賞の対象として地域産業支援者10件の応募があった。

全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞を受賞した岡田基幸氏(写真中央)
全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞を受賞した岡田基幸氏(写真中央)

全国イノベーション推進機関ネットワーク会長の岸輝雄新構造材料技術研究組合理事長は「対面形式の表彰式は2年ぶり。受賞した7件は極めて優れたプログラムだった」とあいさつした。審査委員長の原山優子東北大学名誉教授は、各受賞案件を講評した後、「受賞した案件をさらに進化させ、地域への普及に取り組んでほしい」と激励した。

受賞事業は次の通り。

【経済産業大臣賞】川崎市産業振興財団(シックケア社会からスマートライフケア社会への変革を目指すCOINSの『体内病院』プロジェクト)
【文部科学大臣賞】熊本大学生命資源研究・支援センター(世界のゲノム科学を支援するゲノム編集動物に関する基盤技術開発の地域連携)
【農林水産大臣賞】青森県産業技術センター(生産指導DXによる産地におけるブランド米の生産支援)
【全国イノベーション推進機関ネットワーク会長賞】やさいバス(地域とつくる地産地消を推進する青果流通システム)
【日本立地センター理事長賞】沖縄科学技術大学院大学(OISTスタートアップアクセラレータープログラム~OISTを核とした沖縄県におけるイノベーションエコシステムの実現)
【優秀賞】信州大学(信州100年企業創出プログラム)
【優秀賞】大阪信用金庫(強固なネットワークを活用した伴走型ソリューション)
【全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞】岡田基幸氏(浅間リサーチエクステンションセンター専務理事・センター長)