調査

前月比ほぼ横ばいで推移:6月末の中小企業景況

2023年 8月 4日

全国中小企業団体中央会がまとめた6月末時点の「中小企業月次景況調査」によると、景況DI(好転と回答した割合から悪化と答えた割合を差し引いた値)はマイナス14.9と前月比0.2ポイント悪化した。新型コロナ感染症の5類移行やインバウンドの増加により持ち直しの動きが続く一方で、価格転嫁の遅れや人材不足を背景におおむね横ばいで推移した。

業種別では、製造業がマイナス23.7と0.2ポイント改善した。部品や材料調達の安定化や自動車生産の回復などで「一般機械」が11.5ポイント改善、「鉄鋼・金属」が11.0ポイント改善と大幅な改善となった。一方、「紙・紙加工品」は受注数量の減少に加え、原材料・電力価格の上昇で30.4ポイントの大幅悪化となった。

非製造業は、マイナス8.3で0.5ポイントの悪化。「卸売業」「小売業」「建設業」が改善する一方、「サービス業」が5.9ポイント悪化したほか、「その他の非製造業」が6.7ポイント悪化した。

調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員(協同組合、商工組合などの役職員約2600人に委嘱)が、所属する組合の組合員に聞いた全体的な景況(前年同月比)。

詳しくは、全国中小企業団体中央会のホームページへ。

中小企業に関連するその他の調査・レポートはこちら