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第3回中小企業応援士全国大会を開催、55人が参加:中小機構

2026年 2月 18日

中小企業応援士全国大会の参加者の集合写真
中小企業応援士全国大会には55人が参加した

中小機構は2月16日、「第3回中小企業応援士全国大会」を東京都千代田区の丸ビルホール&コンファレンススクエアで開催した。北海道から沖縄まで全国各地から55人の応援士が参加し、自社の経営だけでなく、各地域の中小企業の応援にも尽力する応援士が意見を交換するなどして交流を深めた。

大会の冒頭、中小機構の宮川正理事長は「全国規模で応援士の相互交流を深めることでネットワーク構築と活動のさらなる活性化を目的としている。本大会が出会いのきっかけとなり、地域や業種を越えた関係になることを期待している」と挨拶した。

続く基調講演では、生活の木(東京都渋谷区)の重永忠代表取締役が登壇し、『「企業の永続と人本経営」経営者として描き出す8つのこと』と題した講演を行った。2019年に応援士の1期生として委嘱され、4年間つとめた重永氏は講演の中で、「経営者として自分の軸となっていること」として(1)理念(2)経営観(3)志事観(4)使命(5)愉しみ(6)縁(7)覚悟(8)感謝-の8項目を列挙し、それぞれについて説明した。

このうち「志事観」は、「好きなことを事業にしている」(重永氏)として仕事を「志事」と表現。「好きで得意で人のためになる志事。それが天職だ」と強調した。また「縁」については「経営者は、袖すり合うもいい縁にしていける人、縁づくりの達人になることが大事。いい縁が会社にいい運命を呼び込む」と呼びかけた。

全国大会では応援士1期生の重永氏の講演(左)や自己紹介タイムが行われた写真画像
全国大会では応援士1期生の重永氏の講演(左)や自己紹介タイムが行われた

講演終了後には、参加した応援士が10のグループに分かれて自己紹介。各社が抱える経営課題について他の参加者が意見を述べ合うなど、活発な意見交換の場ともなった。最後に交流会が行われ、応援士同士で懇親を深めた。

中小企業応援士は、全国各地の経営者や支援機関の代表らを対象に中小機構が委嘱しており、現在194人が活動。地域の企業に関連施策の紹介・共有、相談や助言などを行うことで地域経済の発展と中小企業・小規模事業者の活躍に貢献している。