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バイオ系スタートアップの事業連携が成立:中小機構近畿本部

2023年 3月 8日

中小機構近畿本部は3月8日、今年1月開催の「第1回ニーズ&シーズ交流会」でバイオ系スタートアップの事業連携が成立したと発表した。交流会は、中小機構などが運営するインキュベーション施設、神戸健康産業開発センター(ハイデック)がスタートアップのビジネス拡大を目的に進めている取り組み「k-bicss」の一環で、今後、医療現場の課題解決に向けた実証実験と具体的なビジネスを開始する。

今年1月18日に開催された「第1回ニーズ&シーズ交流会」

事業連携が成立したのは、神戸低侵襲がん医療センター(神戸市中央区)とマイテック(同)、神戸低侵襲がん医療センターとジーワン(東京都渋谷区)、マイテックとジー・キューブ(神戸市中央区)の3組。

いずれも、医療・健康関連分野の企業が集約する神戸医療産業都市構想の中心となる神戸ポートアイランド地区に拠点があり、このうち神戸低侵襲がん医療センターは、中核的ながん治療病院として先駆的医療に貢献している。また、マイテックは1滴の血液でがんを検出することに成功。ジーワンはヘルスケア分野における医療現場のDXを推進。ジー・キューブは人工骨や検査薬、抗体事業を中心に成長を遂げている。

詳しくは中小機構のホームページへ。