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省エネ技術の研究開発に最大6.6億円:NEDO

2023年 2月 14日

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」の公募を始めた。「個別課題」と「重点課題」の2つの枠組みがあり、個別課題の技術開発費上限は最大5億円(助成率は4分の3から2分の1)、重点課題は同10億円(同3分の2~2分の1)。3月13日まで申請を受け付ける。

このうち個別課題推進スキームは、4段階に分けて助成するのが特徴。「FS調査」フェーズ(調査費上限は1000万円)は、技術シーズの事業性検討、開発シナリオ策定や省エネルギー効果を検討するための事前調査を助成する。このほか「インキュベーション研究開発」(同2000万円)、「実用化開発」(同3億円)、「実証開発」(同5億円)の3種類のフェーズがある。

一方の重点課題推進スキームは、複数の事業者が相互に連携・協力して取り組むべきテーマ(技術開発課題)を設定し、省エネルギーを実現する技術開発。具体的には、柔軟性を確保した系統側/業務用・産業用高効率発電、高効率電気加熱、高効率空調、交通流制御システム、スマート物流システム、工場内モニタリング・制御技術、次世代省エネ機器、次世代受動素子・実装材料などを例示している。

詳しくはNEDOのホームページへ。