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神戸大生に経産大臣賞、農工大生に文科大臣賞:CVG全国大会

2023年 2月 6日

全国8地区を勝ち抜いた12チームが競い合った(前列左から5人目が西原さん、7人目が坂本さん)
全国8地区を勝ち抜いた12チームが競い合った(前列左から5人目が西原さん、7人目が坂本さん)

国内最大級の学生によるビジネスプランコンテスト「第19回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会」(日刊工業新聞社主催、内閣府、経済産業省、文部科学省、経団連、日本商工会議所後援)が3日、東京都千代田区の霞山会館で開催され、神戸大学大学院の西原三貴さんのチームが経済産業大臣賞、東京農工大学大学院の坂本良太さんのチームが文部科学大臣賞を受賞した。

審査委員らを前に西原さん(神戸大)が発表した

コロナ禍により過去2年間は全国各地区の学生がオンラインでプレゼンテーションして審査しており、全国から学生が東京の会場に集結して開催したのは3年ぶり。今回は全国8地区から569チームの応募があり、各地区の最優秀チーム(東京・中部・大阪・中国大会は2チーム、北海道・東北・四国・九州大会は1チーム)計12チームがビジネスプランを発表した。

経産大臣賞を受賞した西原さんらのチームは「メタバース上のオタク・コミュニティ事業」をプレゼンした。表彰式で西原さんは「さまざまな人との出会いがあってここまでこられた」と感謝を述べた。文科大臣賞を受賞した坂本さんらのチームは「生物酵素CYPを用いた脱石油の医薬品製造」を提案した。坂本さんは「提案した内容はまだ研究開発段階であり、実用化に向けて頑張りたい」と語った。

事業プランを発表する村中さん(金沢大)

審査委員長を務めた各務茂夫東京大学教授は「今年は例年以上の激戦で、どのプロジェクトも社会課題を認識して、それを解決する素晴らしい提案だった。一方で、自分たちの人件費が入っていないプランも見受けられるなど、事業化に向けてより大きな事業構想を描いてほしいと感じた」と総評した。

このほかの受賞代表者、プラン名は次の通り。

【教員審査委員賞】岐阜大学大学院・佐藤綾音さん(すぽんじへあ~美容業界の常識にあなを開ける)
【МIT賞】青山学院大学大学院・中森聖さん(イヌトレ~ドッグトレーナーと飼い主を繋ぐ、犬のしつけプラットフォーム)
【日刊工業新聞社賞】立命館大学・森本陽加里さん(発達障害児支援アプリFocus on)
【審査委員会特別賞】▽金沢大学・村中さくらさん(工場の健康診断~モノづくり系従業員が働きがいを持てる社会へ)
▽崇城大学・林田ミウさん(畜産現場で廃棄されるプレセンタを利用した家畜・ペット用サプリメントの開発販売)