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事業承継でサミット:九州経産局と中小機構九州

2022年 12月 15日

九州経済産業局と中小機構九州本部などは、円滑な事業承継を進めるため「『継ぐモノ』サミット」を1月20日に開催するとともに、3回にわたり「『継ぐモノ』オンラインセミナー」を実施する。サミットは第三者承継(M&A)にスポットをあて、中小M&Aの意義や現状、課題やメリットなどを説明するとともに、引き継ぐ側、引き継がれる側の思いや体験を紹介する。会場はアクロス福岡(福岡市中央区)で、同時にオンラインでも配信する。

サミットの時間は13時~16時20分。明治大学商学部の山本昌弘教授が「中小M&Aの推進に向けた国の事業承継支援策について」をテーマに講演。中小M&Aにより事業を引き継いだ企業の事例として、吉開のかまぼこ(福岡市中央区)の林田茉優社長、ヤマナミ麺芸社(大分市)の吉岩拓弥代表取締役が説明する。「新たなステージに立つ事業承継~第三者承継を通じた事業の継続とその先の成長・発展」をテーマに、日本政策金融公庫の井上和則事業承継支援室長、ライトライト(宮崎市)の齋藤隆太代表取締役らが話し合う。

一方のオンラインセミナーはYouTube動画を配信する形で開催する。第1回は「なぜ今事業承継が必要か?~事業承継の基本的知識」がテーマで、12月19日から配信する。第2回は「事業承継はどう進めれば良いのか?~公的機関の支援紹介」、第3回は「視野を広げて新たな可能性を!~事業承継の多様な選択肢」がテーマで、それぞれ1月10日、1月16日から配信する。3回とも1月27日まで視聴できる。

詳しくは中小機構九州のニュースリリースへ。