支援
第13回事業再構築補助金の公募を開始:中小企業庁
2025年 1月 20日
中小企業庁は、ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために新市場進出(新分野展開、業態転換)、事業・業種転換、事業再編、国内回帰・地域サプライチェーン維持・強靱化またはこれらの取り組みを通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する「第13回事業再構築補助金」の公募を開始した。同補助金の新規の応募申請受付は今回が最後。
公募は「成長分野進出枠(通常類型)」、「成長分野進出枠(GX進出類型)」、「コロナ回復加速化枠(最低賃金類型)」について、従業員数や賃上げの実施ごとに補助額を設けている。例えば、成長分野進出枠(通常類型)は従業員数20人以下の企業の補助額は100万円~1500万円(短期に大規模な賃上げを行う場合は2000万円)、成長分野進出枠(GX進出類型)は同101人以上の企業で100万円~8000万円(同1億円)などとなっている。
補助率は、成長分野進出枠はいずれも中小企業は2分の1(同3分の2)、中堅企業は3分の1(同2分の1)、コロナ回復加速化枠は中小企業4分の3(同3分の2)、中堅企業は3分の2(同2分の1)など。
いずれも事業再構築指針に示す「事業再構築」の定義に該当する事業であることや、事業計画書を金融機関や認定経営革新等支援機関と策定し確認を受けていることなど、要件を守った申請を求めている。また、交付決定日よりも前に購入契約(発注)等を実施したものの経費は、いかなる理由であっても全額補助対象外となる。
詳細は中小企業庁のホームページまで。