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古民家の再生・活用パートナー企業を募集:長野県安曇野市

2025年 1月 14日

安曇野市の有形文化財に指定されている等々力家長屋門

長野県安曇野市は、市内の古民家の保存・活用のモデルとするため、市の観光資源である等々力家(一部が市有形文化財指定)の具体的な再生・活用についてパートナー企業を募集している。締め切りは2月3日17時。書類審査とプレゼンテーションを経て3月上旬に決定する予定。

等々力家は、江戸時代に松本城主の狩猟休憩場として利用され、「本陣」と呼ばれた。18世紀初頭には等々力村を含め計11村をまとめる組手代の役割を担った。現在の屋敷内には主な建物として長屋門、主屋、座敷、裏座敷のほかに5棟の蔵が残る。このうち長屋門が市有形文化財、庭園の樹齢400年前後と伝わるビャクシンが市天然記念物に指定されている。

募集内容は、等々力家の再生・活用に関するもので、▽等々力家の歴史的・文化的な価値の継承につながるもの▽地域の観光振興につながるもの▽まちの魅力や価値向上につながるもの▽地域経済の好循環につながるもの—に該当する提案。

詳細は安曇野市のホームページへ。