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大阪・関西万博日本政府館の「ファクトリーエリア」のナビゲーターをドラえもんが担当:経済産業省
2024年 12月 25日
経済産業省は2025年大阪・関西万博に出展する日本政府館の「ファクトリーエリア」で、日本の伝統と最先端の技術が融合した「循環型ものづくり」の考え方や具体的な社会実装の姿を展示する。日本を代表するキャラクター「ドラえもん」が同エリアのナビゲーターとなって紹介する。
同エリアでは、日本のものづくりが数百年以上前から現代に至るまで、資源や部素材の「循環」という発想を強く意識して、“やわらかい”構造を志向して創意工夫を凝らす、独自の「循環型ものづくり文化」を培ってきたことを様々な製品や技術の展示を通して紹介する。展示エリアでは、9つの切り口で、“やわらかく作る”という日本のものづくりの特徴的な手法を伝統的な取組と最先端の技術での活用を対比しながら紹介する。
例えば、京都府の木津川に架かる「流れ橋」(上津屋橋)は増水した川の流れに耐えるのではなく、橋桁が「流される」ことで、橋全体にかかる負担を軽減している。こうした発想は、2024年1月に世界初のピンポイント月面着陸を実現したJAXAの小型月着陸実証機SLIMが、月面着陸時に脚部が「壊れる」ことで衝撃を吸収し、機体を確実に着陸させることができる構造と共通している。このように“やわらかく作る”という「循環型ものづくり」の精神を、ナビゲーターであるドラえもんが分かりやすく案内する。
詳細は経済産業省のホームページまで。