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「価格転嫁シミュレーションツール」をリリース:中小機構

2024年 12月 19日

中小機構は、簡単な操作でコスト増加分の価格転嫁の必要性を確認できる「価格転嫁検討ツール」を12月19日にリリースした。中小企業・小規模事業者の経営改善や賃上げの実現に資する価格転嫁を検討するためのツールで、登録不要・利用無料。コスト増加分を取引価格に反映させたい事業者、その事業者を支援する支援機関関係者などを対象としている。

同ツールの特徴は▽商品別のコスト内訳を正確に把握していなくても損益状況の概況を把握できる▽シミュレーション機能を用いて損益に大きく影響しているコストを見える化し、コスト高騰前と現在とを比較分析できる▽価格高騰前の仕入れ・材料費比率などをもとに目指すべき取引価格(参考価格)を試算できる—など。また第2弾として、複数商品を比較できる機能などを追加したものを来年2月末頃にリリースする予定。

詳細は中小機構のホームページへ。