支援

食品製造業の販路開拓に最大200万円:長崎県

2021年 4月 16日

長崎県は食料品製造業の付加価値額向上を図るため、食料品製造業者による新たな市場への進出などの販路開拓を支援する「長崎県フード・バリューアップ支援事業費補助金」の2021年度第1次募集を始めた。補助限度額は200万円で、補助率は従来型の一般枠は2分の1以内、DX・IoTなどへの取り組みとなる特別枠は3分の2以内。5月14日まで応募を受け付ける。

申請対象者は県内に主たる生産拠点を有する食料品製造業者で、食料品製造業にかかる売上高が概ね1億~5億円程度の企業。今後5年間で付加価値額が20%以上増加する計画を県に提出することが認定の要件。対象事業として、県産材を使って高品質なお菓子を開発、冷凍保存食品を常温保存に変えて新たな販路を開拓、容器ごとレンジで温めてすぐに食べることができる便利食を開発、在庫管理をリアルタイムで把握するためのシステム開発、商品毎の原価を都度正確に算定し作業効率向上や商品開発に利用—などを例示している。

詳しくは長崎県のホームページへ。