支援

デジタルデータで船舶産業の業務を刷新する技術開発に最大2000万円:国交省

2024年 1月 15日

国土交通省は、船舶産業の省人化・省力化を図るため、デジタルデータを活用して業務を刷新する技術(バーチャル・エンジニアリング技術)の開発・実証事業を募集している。採択された事業には最大で2000万円を補助する。申し込み期限は2月9日。

二酸化炭素(CO2)の排出が少ないカーボンニュートラル船をはじめとする次世代船舶への対応や人口減少に伴い深刻化する人手不足など船舶産業をとりまく社会環境が大きく変化している。その中で、船舶産業は、少ない人手で効率よく船舶を建造するための体制構築が必要となっている。国交省では、船舶・舶用機器の製造などでバーチャル空間に蓄積されたデジタルデータを有効に活用し、業務の刷新を図る技術の開発・実証事業を支援。船舶産業全体の効率化と人手不足の対応を図る。

補助対象となるのは、造船事業者と舶用工業事業者で、予算額は9000万円。補助率は事業経費の2分の1以内。有識者からなる評価委員会が評価を行ったうえで事業を採択する。

詳しくは、国交省のホームページへ。