2025年度の大学発ベンチャー数は1146社増え6220社に 企業数・増加数とも過去最高

経済産業省がまとめた「令和7年度大学発ベンチャー実態等調査」(速報)によると、2025年10月時点での大学発ベンチャー数は6220社となり、前年度に確認された5074社から1146社増加した。企業数・増加数ともに過去最高を更新した。

大学別では、東京大学が595社と最も多く、前年度に比べて127社増えた。2位は京都大学で前年度より81社増えて503社となった。3位は慶応大学の473社で前年度に比べ96社増加した。また、前年度11位だった名古屋大学が114社増え267社となり、第6位に上昇した。14位だった近畿大学が78社増えて196社となり第10位に食い込んだ。

一方、大学別の伸長傾向をみると、岩手大学が前年度の2社から2025年度は17社と8.5倍増加。金沢大学が7社から34社と4.8倍増えた。続いて、開志専門職大学(3社→10社)、関西大学(47社→148社)が3倍以上の伸びを示した。東北や中部、近畿などさまざまな地方大学がベンチャー創出に力を入れていることがうかがえた。前年度から増加した大学発ベンチャーのうち、海外に所在する企業を除いた1093社の約60%(656社)は東京都以外で創業しており、地方での創業割合が増加している。

大学発ベンチャーは、大学などでの革新的な研究成果をもとに経済社会にイノベーションをもたらす担い手として期待されている。調査では、大学発ベンチャーの設立状況を定点観測するとともに事業環境やニーズなどを調査。その成長に寄与する要因などを分析し、今後の政策展開に活用する、としている。

詳しくは、経産省のホームページへ。

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