環境省は、スタートアップを始めとする中小企業の研究開発支援を目的とした中小企業技術革新制度(SBIR制度)の一環として実施している「環境保全研究費補助金(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業)」の公募を開始した。公募期限は6月15日。
環境スタートアップ企業を対象に環境保全に資する技術シーズ、地域の課題解決・環境保全の同時実現に資する技術シーズについて、「事業構想」「実用化」「事業化」の3つの事業フェーズに区分して支援する。
「フェーズ1(F/S・PoC)支援事業」では、事業化検討に必要な採算性調査、概念実証などを支援する。事業期間は1年以内で、補助率は最大400万円。補助率は対象経費の10分の10。環境スタートアップ企業のほか、起業家も対象としている。
「フェーズ2(R&D)支援事業」には「一般枠」「オープンイノベーション枠」「SBIR連結型」がある。いずれも事業期間は2年以内。このうち、「一般枠」は、事業化検討に必要な実用化研究を支援する。事業期間の補助総額は最大3000万円で、補助率は3分の2。「オープンイノベーション枠」は、事業化検討に必要な実用化研究などを資金・販路・人材・技術を潤沢に持つ事業会社などとのオープンイノベーションによって行う事業を支援する。補助総額は最大4000万円。補助率は2分の1。
「フェーズ3(大規模技術開発実証等)支援事業」は今年度から新たに設けられた。環境保全に資する技術シーズの事業化検討に必要な大規模技術開発実証を行い、技術成熟度(TRL)を原則としてレベル5以上から1段階以上引き上げる事業を支援する。事業期間は4年以内で、総額で最大4億円(年1億円)を補助する。
支援を通じて、環境スタートアップ企業のロールモデルの創出に寄与し、環境分野でのビジネスの創出とイノベーションの促進を図る。公募の執行団体は環境再生保全機構。
詳しくは、環境省のホームページへ。
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